
玄関引き戸のガタガタは戸車が原因
玄関引き戸がガタガタうるさくてというご家庭は、たいてい引き戸のレールが変形してガタガタになっているか戸車が破損している。今回は戸車の破損ではなくレールの破損による工事です
このような(上記画像)レールの破損の原因
1、戸車が破損したまま開閉を続けた結果
2、金属製の戸車を使用した結果(戸車の選択ミス)
今回の場合は、金属製の戸車が原因かと思います。全体的にというかレール上を走る戸車の範囲がガタガタになっていました。

アルミサッシ引き戸の場合は、すべてを交換する方法と部分的に修理する方法(できないものもある)があります。
既存のレールの高さもあるので、ステンレスのレールを被せる方法で対処しました
既存レールの整形
粉塵対策の養生をして、レールの溝も同様に養生してサンダーで削りながら整形していきます。
ガタガタで膨らんだレールを慎重に削り取っていきます。そして、レールの高さを整えステンレスレールを被せて固定。

アルミサッシのレール整形が、難しい・・・粉塵との戦いも

なかなか難しい修理だ。
アルミサッシの引き戸のレール修理で四苦八苦するとは・・・
大丈夫か?俺・・・
ステンレスレールの取付調整と戸車の交換

もちろん、戸車も引き戸に合ったものをチョイス。
高さ調整、閉まり具合、ドアロックの確認まで数回取り外しては確認を繰り返します
アルミサッシ引き戸の場合、戸当たりや水平、引き戸用の鍵のかかり具合までスムーズに調整しておかないと後で呼び出しをされることもありますので注意が必要
ガタガタレールの時も、引き戸を押したり持ち上げたりとご苦労があったようで、、、
とりあえず、レール設置完了です。

すっーと開く玄関引き戸は気持ちがいい。
周囲を清掃してアルミサッシ引き戸のレールの修理完了です
修繕工事前と後でこんなに違うとは、私自身も気持ちのいい経験をしました。
サッシ引き戸のレール修理方法
- 粉塵対策の養生
- 既存レールの整形(デコボコを直す)
- レールの高さ調整
- ステンレスレール被せる
- 引き戸に合った戸車への交換
- 引き戸の動きの調整
- 工事終了後の清掃
アルミサッシの戸車はメーカーによって違う
アルミサッシの戸車は、各メーカーによって違うので注意が必要。
代用できる物もありますが、出来るだけ純正部品を使うことをおすすめします。なぜかというと、サッシの重量や厚さ、戸車の取付位置のサイズによっては多少加工が必要な場合があるからです。
上記でも、説明していますがアルミサッシに金属製の戸車を使用するとガタガタレールになります。そうなった場合、修理費が膨大になる事も・・・
長く使う為には、適したメンテナンスと早いうちに修理を行うことが大切です。

アルミサッシの戸車、修理でお困りの際はこころぷらんにんぐへ
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