
今回は、お客様の要望で室内に洗濯機を設置したいとのご相談で浴室に洗濯機を設置してきました
今までは、屋外に設置していたため、
冬場は寒くて、夏場は暑い環境で洗濯しないといけない状況
部屋干しするにも、一旦は外で洗濯物を干して室内に移動するという面倒な状況
いろいろな不都合があるので室内に置いて洗濯という家事を少しでも楽にしたいということでした
脱衣所が無くて浴室に洗濯機を設置することにした
脱衣所が無くて浴室に設置することにしました。
浴室に洗濯機を設置する場合は、水道工事、電気工事、特に漏電対策にアース設置工事までいろいろな条件を満たさなければいけない。
そのことを確認、認識してもらい設置しました。
洗濯機専用の給水栓を設けた(既存洗面台の水道管より分岐)
片ナットチーズ、フレキ管を使用して分岐して、洗濯機用給水栓を設置


点検口が無かったので、点検口を設置

浴室の電気配線をするため必要な点検口設置。点検口は何度か工事してきたので簡単に。
今回は、浴室の天井、コンクリパネル(ボード)をカットして枠を取り付けるための補強をして、カットしたボードを蓋のサイズにカットして取付完了。
無地のコンクリボードはデザインパネルのように柄合わせが無いため楽なのだが、カットは粉塵が大変でした。
洗濯機単独のアース設置と電気工事
D種設置工事(電気工事士資格が必要)。
この工事が大変。庭(花壇:土が湿っている状態のところ)へ、アース棒を設置するためスコップで750mmの深さの穴を掘り、そこにアース棒を打ち込み設置、配管設置、屋内へ引き込み配線しました

浴室内にコンセントカバー、アース付きコンセント設置、近くのコンセントより分岐配線をしました。
コンセントと洗濯機のブラグの間に簡易型漏電ブレーカ(ビリビリガード)を挿して電気工事完了

漏電ブレーカの動作チェックをして配線完了。
排水口のワントラップの交換(追加工事)
排水の為にワントラップ(排水口)の蓋を開けると、腐食していてワントラップ本来の役目をしていなかったので説明をして取替しました
※ ワントラップは排水管から虫などの侵入や排水時に小さいごみ等を配管に流さないように付いています

注)排水口の蓋を外した状態の画像です。
ワントラップが劣化した状態だと排水口の蓋が外れたりして、足を怪我する場合もあるので早めに取り換える事をおすすめします
トップ画像が工事完了後、洗濯機を設置した画像です