トイレのリフォーム、壁材の塗装編
トイレの壁を塗装しておしゃれにする
30年以上なる住宅のトイレの補修工事です
結構な年数が経っていますが便器と腰下のタイルは問題なくわりと綺麗です
要望としては排水口のワントラップの劣化と換気扇が付いていないのと、便器の色と妙に合わない壁(壁材)の色が気になるってことで・・・
換気扇の取付工事が終わって、天井材も貼り替え終了
いよいよ、壁の塗装です
仕上がりはこんな感じです

壁も当初は、壁紙か壁材の貼り替えを検討したんですが、壁板もまだまだ綺麗な方なので今回は塗装することにしました
では、頭巾(建築作業用)、ゴーグルと集塵マスクを装着して塗装を始めていきます
まずは、塗料が綺麗に定着するように壁板の表面を荒らす作業から、初めに180番~240番のサンドペーパーで表面のニスを剥がすように軽くペーパー掛けをして、次に毛羽立ちをなくすために320番~400番で滑らかに仕上げます
この時、電動サンダーがあると楽に早くできます
電動サンダーの場合、集塵装置が付いていないと粉塵が舞ってしまうデメリットがありますので養生も必要です
ハンドサンダーの場合は、少々体力は必要ですが粉塵が舞うことを抑えることができますし、トイレの広さぐらいなら手作業の方がいいかもしれません
ハンドサンダーの場合も、上記同様ニス剥離と表面仕上げは必要です
こんな感じです

塗装していく手順
・塗装をしないところ塗料が付くとまずいところはすべて養生する
・下塗り。ヤニ止めシーラーを塗布
・上塗り。2回
下塗りは木材のヤニ、シミ等を抑えるための下地材、ヤニ止めシーラーを塗布します
今回は下塗りも2回です。。。少しヤニがひどいかな?上塗りがスカイブルーなので気になるから
ヤニがひどい場合には、十分乾燥させてから2回塗りします。
2回塗り後・・・


上塗り(スカイブルー)は、色むらのない綺麗な仕上がりにするため最低2回塗装します
便器の色に合わせて、壁も艶消しスカイブルーに調色した水性塗料。塗料は、余分に塗装面の㎡数+αで準備します
現場でもう一度、端材に試し塗をしてさらに調色して1回目塗装、角や溝をすじかい刷毛でしっかりと色を入れて、大きい面はローラーで仕上げます

表面が乾いてきたら、2回目仕上げ塗装、色むらを確認しながら丁寧に仕上げていきます
廻り縁はこんな感じに・・・

おしゃれなトイレに仕上がりました
収納棚が無いので設置した
タンク上の収納棚は木製パレットをリサイクルして製作しました。
木製パレットを分解してサイズに合わせてカット、組立。透明ウレタンニスを塗布した簡単なものですが木目をそのまま生かしアクセントに・・・

天井材の貼り替え方法はこちら
今回のトイレのリフォーム
トイレに換気扇を設置する(通気口のコア抜きから)
トイレの天井材の貼り替えと点検口の設置